播磨町 Y様邸 バリアフリー工事-玄関・寝室編-

みなさま、こんにちは。

一連のバリアフリー工事の仕上げは、玄関・寝室です。

Before

玄関ポーチに手すりを設置します。

基礎

地面を掘り起こし、基礎を埋め込んでモルタルで固めます。
屋外用手すりは日光や雨風にもさらされますので、丈夫にしっかりとしたものとなるようにします。

After

ポーチから玄関引戸までの手すりが完成しました。
外出の際の出入りだけでなく、来客時の応対などでも支えとなりそうです。

今回採用した手すりはなんと曲げられる手すりです!

途中に余分な部品が付くことなく滑らかに曲線を作り出すことで、手触りも使い勝手もよい、デザイン性にも配慮したとてもよい商品だと思います。

続いては、玄関内です。

Before

すでにひとつ手すりを取付けられ、土間に椅子を置いて対処しておられましたが、不便な面がありましたので、より動作にフィットしたものを選んで取付けしました。

After

土間から室内への段差昇降を助けてくれる手すりです。
固定した踏み台が階段状になっているので、上がり降りがしやすく、靴の脱ぎ履きの際にも体を支えてくれる手すりが強い味方になりそうです。
足に力が入らないとちょっとした外出も遠のいてしまいそうですが、お出かけの第一歩を支えるサポートになり、精神面でのバリアフリーにもなっています。

続いては、寝室のバリアフリーです。

Before

すでに工事がスタートして畳が剥がされていますが、畳張りだった床をかさ上げしフローリング張りで仕上げます。

木材組み

畳の厚さを補うため、木材を組んで高さを調整します。

ベニア張り

組んだ木材の上にベニアを張って下地の完成です。
最後に仕上げのフローリングを張ります。

フローリング

敷居部分に設置した段差解消スロープと共に、フローリング床が完成しました。

家の中でも手押し車を使っておられましたが、このように段差を解消したことで、初めに見ていただいたトイレへの動線を完全にお一人で行き来できるようになり、お母様もご家族もとても喜んでおられました。
畳をベースにした生活は立ち座りにエネルギーを要することがありますが、フローリング床だと椅子やベッドも設置しやすく使いやすくなります。
寝室はプライベート空間だからこそ、より負担をなくして過ごしていただけたら嬉しく思います。

こうして一連のバリアフリー工事が完了しました。
年齢や体調によって感じる不便さも、サポートがあればうまく乗り切れそうです。
時間を長く過ごす住まいの面で、イーリンクでお手伝い出来ましたら幸いです。

バリアフリー工事とは、ご本人も介護するご家族もどちらにとっても非常に重要なものとなります。

ただ単に手すりを付けたり段差を無くしたりすればよいというわけではないので、細かく聞き取りや打ち合わせをしたり、実際にいつもの動きを見せて頂いたりすることで、本当に使いやすいものとなります。また、担当のケアマネージャーさんとの連携も重要になります。

当たり前のことですが、こういった手順を踏まなければ、せっかく工事しても無駄に終わってしまうかもしれませんね。

イーリンクでは、今回ご紹介したような大掛かりなものだけでなく、ワンポイント手直しも、お客様の必要に合わせて工事させていただきます。
経験豊富で、お客様目線なイーリンクへ、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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