播磨町 T様邸 和室改修工事

みなさま、こんにちは。

本日は、和室改装工事をご紹介いたします。
以前の工事の際にもご相談を頂いていた工事をさせていただきました。

お客様のご要望として、洋室に近い改装をしたい、収納が欲しい、という点をお聞きし、打合せを進めました。
どのような仕上がりになったか、どうぞお楽しみに!

工事前の様子はこちらです。

Before

畳に土壁、板張り天井、床の間・押入、と、スタンダードな和室です。
洋風のイメージに、ということでしたので、天井と壁はベニヤ板を張ってクロス仕上げ、床はフローリングへと変更することになりました。

床面

最初に、畳を撤去しフローリング床材を張る準備をします。
畳とフローリング材では厚みが異なるため、下地を組込んで調整しますが、ここでの大事なポイントがこちらです。

断熱材

先程、畳撤去の写真をご覧いただいたように、畳そのものに断熱性があるため床下には断熱材が入っていないことが多いです。
フローリング床になると、足元がヒンヤリと冷気を感じやすくなるため、断熱材を入れて工事を進めます。

使用した「スタイロフォーム」という断熱材は、ポリスチレン樹脂を主原料とする発泡体の素材で、 熱を伝えにくい特長をもっているので、温度を一定に保ってくれます。

フローリング張り

断熱材の上に合板を張って、最後にフローリング材を張ります。
続いて、天井・壁面もクロスを張るためにベニヤ板を張ります。

天井

ベニヤ板で下地を整え、クロスで仕上げます。

和室を印象づける床の間はどのように変わるでしょうか。

床の間

ちょっと作業が進んでいますが、活用方法を一新して収納スペースとして使えるようにすることにしました。
収納を増やすために、和室の一角に収納を設けたいと希望されましたが、どうしてもその分部屋が狭くなってしまうため、思い切って床の間を収納スペースに造り変えることをご提案しました。

棚板とバーを取付けて、洋服や小物を収納できる空間にします。

最後に、押入襖の張替え、扉建具を新調して完成です!

After

まっさらな内装に木目が際立つお部屋が完成しました!
押入の襖も天井と壁のホワイトクロスとカラーを揃えて、統一感が取れた空間となっています。

長押や柱、障子などはそのままですが、フローリングの木目とも調和がとれ、良いアクセントとなっています。

収納スペースに変わった床の間はいかがでしょうか。

床の間収納

床板・床柱はそのままですが、アイテムを加えることで使い勝手の良いスペースにすることが出来ました。

バー&棚板

高いところも無駄にならず、スペースを最大限にお使いいただけます。

いかがだったでしょうか。
もともとの造りを活かしつつ、新しいお部屋に仕上げることが出来ました!
これまで住んでこられたお部屋の余韻も残しながら、今の暮らしに使いやすい空間となっていましたら幸いです。

イーリンクでは、お客様のご希望に沿った工事をするのはもちろんのこと、どんな意向で希望しておられるのかも考慮して、住まいがより良い仕上がりになるようご提案いたします。
何とかならないかなぁ~とお困りの点がおありでしたら、お気軽にお問い合わせください。

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